オデッセイなる宇宙もののSF映画。

ルパート・マードックさんの20世紀FOXの今年のヒット作ですね。

火星に6人で有人探査に赴き、猛烈な嵐に襲われて、一人が吹き飛ばされた。死亡したとみなされて、残った5人は仕方なく火星を緊急脱出した。

だが、吹き飛ばされたマークの宇宙服に空いた穴は、血糊で塞がれ、辛うじて窒息死を免れたマークは、基地に残された食糧では、4年後に宇宙船が帰ってくるまで持たないと知り、食用のジャガイモを種イモにして、室内栽培を試み収穫に成功する。

結局、宇宙船が引き返してきて、マークは火星地表から打ち上げたロケットに乗り、宇宙空間を浮遊して、ぎりぎりのところで母船に拾い上げられるというお話。

米国民は、この映画を見て「やっぱり、米国は宇宙ではダントツだ!」と雄たけびをあげ、愛国心を募らせるのでしょう。

もし、米国民が、今行われている火星探査がフェイクであり、アポロ計画もスタジオ撮影だったと知ったなら….自国に対する信頼を根底から失い落胆し、自国の為政者たちの欺瞞に憤り、全米は暴動に包まれる。

そして、世界の民は「米国の栄華」がハリボテであったことを再確認する。

それが、今、必要なことであると言えるでしょう。米国支配から脱却するためにも、米国の再生のためにも。

ちなみに火星の大気は、地球の135分の1。嵐は起きません。気温差は、ー20~ー100度。あの薄っぺらい宇宙服で耐えられる?重力は地球の3分の1。

まるで、ネバダ砂漠の火星探査を映画にしたみたいな内容でした。